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吉永隆山略歴、小型印

1950年  東京・中野で生まれる
1971年  彭不去、保多孝三先生に篆刻の手ほどきを受ける
1972年  古川悟に師事
1975年  25歳で日展初入選、以降4回にわたり連続入選「物外游」
師・古川悟の助手として 朝日カルチャーセンターなどで後進指導にあたる

1976年  日展入選「一念萬年」
1977年  日展入選
1978年  日展入選
以降 思うところがあって、日展などの公募展出品を取り止める。
大学時代よりの書友と東京銀座伊東屋・香港シティーホール・中国西安などでグループ展活動を展開。
仕事柄(大学卒業後JTBに勤務、以降旅行業に従事、主に海外旅行を担務)
中国旅行開放直後より書道訪中団に多数随行、書道交流を行う。
その交流活動における「篆書作品」が杭州・西冷印社にて展観などされる。
その間、篆刻研究「書研印社」結成 篆刻指導を続ける
2 0 0 8年 公募展活動再開 毎日書道展審査会員
2 0 0 9年 女子美術大学講師となる・・・(2015年定年退官)
2 0 1 2年 第64回毎日書道展審査員となる(以降第69,72回展など)
2 0 1 3年 神奈川県代表書家展出品(以降毎年)
2 0 1 4年 一瀾書道会入会 常任理事、2015年より副理事長
2 0 1 8年 神奈川書家三十人展「神奈川の書 すべてを魅せる百人」展出品
2 0 1 9年 神奈川書家三十人展出品
2 0 2 3年 第74回毎日書道展運営委員となる
現在 毎日書道展審査会員(篆刻部)、毎日展篆刻会専務理事
書研印社(新宿、横浜)主宰
かながわ書道まつり(神奈川毎日書道会)副実行委員長
Pressなど 日本経済新聞オフビジネス欄、神奈川県「まち協リブィズ」、月刊「現代印章」
技術評論社刊「和風年賀状素材集 和の趣」酉年版、戌年版に作品掲載。
竹書房刊「月刊まんがくらぶ」に1日篆刻講習会の体験漫画掲載。
2006年2月25日テレビ朝日系列放映土曜ワイド劇場「科学捜査研究所・文書鑑定の女3
篆刻監修
2007年4月7日 日本経済新聞朝刊、首都圏経済「生活のレシピゆとりプランニング」に1日篆刻講習会の記事掲載
2007年4月21日 産経新聞朝刊、生活面に篆刻教室の記事掲載。
2007年7月14日 日刊ゲンダイ情報欄「人気の習い事」に書研印社篆刻教室掲載
2007年10月ナツメ社刊 「心を伝える日本の特選年賀状(子年版)」に篆刻素材(作品)提供掲載
2019年3月 月刊CUT 企画にて俳優菅田将暉さん、太賀さんの篆刻指導
教場 篆刻研究書研印社(東京・新宿、横浜・弘明寺など、通信指導)ご案内こちら

小型印

<プラウザ、設定によりますが、実際の大きさより大きめに表示されております>



陶印(陶磁器の印)「大吉」3.2cm×2.9cm:土は益子の粗いもの
これは素焼きの状態で彫ったもの。本焼きの火の力によって「形」「線」は変化する。その偶然性が陶印の魅力となる。
 

石印「淡雪(あわゆき)」2.5cm×2.5cm:賀藍石
2005年3月の作。淡雪のイメージを表現したくて3顆彫ってみた中の1作。
 

石印「梅飛」2.5cm×2.5cm:巴林石
2005年1月の作。昔は白文が好きだったのだが、最近は朱文のほうが面白い。PC画面の特性(後ろからライトで照らしている+赤色は膨張色の為)として太く見えるが実際は、これより細い。
「梅」は偏と旁のある字の為、当然横幅をとってしまう。この「木」偏と旁の「毎」そして「飛」という3つのパーツの字形をパズルのように工夫することにより、画面(印面)いっぱいを有効利用したい。「何の変哲もなく」見えるかも知れないが、作者としては随分、印稿を練った作。
 

石印「一軒家」3cm×1cm:臨江石
2004年7月の作。新作は書研印社会報に掲載、いわば身内(私の教えている方)には時折披露しているのだが、HP掲載はついつい遅くなる。この作品もWEB上で掲載してみると、若干太くなり、実物とイメージが異なってしまう。小さい印のHP掲載に抵抗感があるのは、そんなところにも原因はある。


浩子印
石印「浩子印」



石印「貞子」


墨山
木印梅材「墨山」



石印「癸未元旦」2.5cm×2.5cm:青田石
2003年の年賀状に使用。
反省点:朱文の辺縁処理法としては四隅を開放する私の癖が出過ぎてしまった。下方一隅は「くっつけて」おけば良かった。しかし、細身の分間をそろえる方法(初世蘭台先生の変形印のようにと)は成功したと自負している。



石印「延」
HPで繊細な印をお見せするのは難しい。ドットの大きさに規定されてしまう。ほかの印もそうだが、実物はもっとシャープなのだがーーーー



石印「ゆみこ」




石印「墨」 倣刻印です



石印「行雲所得金石書画」
スキャンの関係で大きくなったが実際は6分角。



石印「愛」:寿山石 印箋に押印はこちら

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